初めての妊娠・出産を無事に終え、ようやく一息ついたと思ったら
すぐに目まぐるしいほど忙しい、赤ちゃんとの生活に突入しますね。
泣いて訴えるだけのように思える赤ちゃんの対応に悩んだり
首のすわらない赤ちゃんのお世話に困惑するママ・パパも多いと思います。
産院に入院中はすぐにスタッフに相談できたけど
自宅で昼間はママと赤ちゃんの二人きり・・・
病院に行くほどじゃないけれど、安心して相談できるところはないかなぁ?
と思うこともあるかもしれません。
『母乳がなかなか出てこなくて不安』
『混合授乳を選んだけど、飲ませる量がわからない』
『しっかり飲ませてるのに寝ない、よくうなる』
『抱っこしていないと泣き止まなくてへとへと』
『吐き戻しやおむつ交換、洗濯物がこんなに多いとは』
『うちの子、全然寝ないけど大丈夫⁉』
『肌のトラブルが心配。スキンケア方法は合ってる?』
『母乳育児ってしんどいもの?痛いは当たり前⁉』
『おっぱいが痛い!ママが発熱してしまった‼』
・・・などなど、悩みが尽きないこともあるでしょう。
そもそも人間は太古の昔から哺乳類なので、
ママが本能的に母乳育児をしたいと思うのは自然なこと。
でも、母乳育児が順調に軌道に乗るためには
赤ちゃんとママが落ち着いて授乳ができる時間と環境、
そして適切なサポートが欠かせません。
パパ育休が取りやすくなって、混合授乳を希望される方が増えましたが
混合授乳を続けながら母乳も軌道に乗せるというのは
実はとても難しいことなんです。
そして育児は授乳以外にすることのほうが多いのです。
一般的に2-3か月はかかるといわれているママの身体の回復や
ゆっくり話を聞いてメンタル面のサポートをしたり、
身の周りの家事を積極的に代わるなど
まずはママが今どうしてほしいかを確認してほしいと思います。
「ママを休ませてあげたい」とパパが優しい気持ちで
哺乳瓶での授乳を代わってあげることが原因で
逆におっぱいのトラブルが起こってしまったり、
母乳の出が悪くなってしまうこともあり得ます。
最近はご実家には頼らず
ご夫婦で協力し合って産後を乗りきる方が増えています。
ただ育児は長丁場なので、ワンオペだったり
夫婦だけではなんとかならない場面も訪れます。
自分たちだけで頑張りすぎて、ご夫婦が共倒れになってしまう前に
ちょっとつらいな、助けがほしいな、というくらいの段階で
ぜひお住まいの近くの助産院や保健センターに相談してみてほしい。
きっとなにかのヒントが得られると思います。
地域の助産院は出産ができるところもできないところもありますが
病院で出産をしたママでも、混合やミルクで授乳中の方でも
産後のママの身体のこと、授乳のこと、育児のことなどを
気軽に相談できる場所でもあることをぜひ覚えておいてほしいと思います。
北海道内の助産院をお探しの場合はこちらを参考にどうぞ